『獄中メモは問う―作文教育が罪にされた時代』佐竹直子(道新選書、北海道新聞社)
2014年
237頁
目次(収録作品)
第1章 逮捕
第2章 赤い烙印
第3章 取り調べ
第4章 公判
第5章 戦後へ
第6章 語り継ぐ
現代へのメッセージ
1940(昭和15)年、綴方指導に熱心な北海道の教員が、治安維持法違反容疑で大勢逮捕された「北海道綴方教育連盟事件」。当事者が残した「獄中メモ」をきっかけに、遺族・関係者の取材を重ね、思想弾圧の実像に迫ったルポ。
三浦綾子「銃口」のモチーフとなった事件で何が行われたのか、埋もれた歴史の真実を洗い出す。出典:北海道新聞社の本