『GHQ作成の情報操作書「真相箱」の呪縛を解く―戦後日本人の歴史観はこうして歪められた』櫻井よしこ(小学館文庫)
2002年
444頁
目次(収録作品)
戦後日本は、この言論検閲からはじまった
政治・外交(台湾、樺太、朝鮮の領有/対支二十一箇条の要求 ほか)
海上作戦・陸上作戦・航空作戦(海上作戦(太平洋戦争の展望/真珠湾攻撃と米軍の損害 ほか)
陸上作戦(香港陥落/マ元帥バタアンより豪州へ ほか)
航空作戦(秘密裡に計画された初の日本空襲/日本初空襲の効果 ほか))
雑(近衛公の覚書から見た海軍首脳者/東京のバラ ほか)
これは一体「真相」か「洗脳」か!? 敗戦後、GHQ占領政策の一環として制作されたラジオ番組「眞相箱」。歴史の真実に巧妙に虚偽を散りばめながら日本の“犯罪”を日本のお茶の間に告発し続け、“帝国主義の悪が民主主義の正義に屈した”という観念を植え付けた。本書は「眞相箱」を採録した貴重な本を復刻し、GHQの巧妙な操作を櫻井よしこ氏が詳細に解析する。戦後日本人の歴史観を紐解き、戦争とは何か、日本人はどうあるべきかを問う問題作。戦後日本人の歴史観はこうして歪められた!
文庫書き下ろし。アマゾン商品説明より