『インドへの道』E・M・フォースター、瀬尾裕訳(ちくま文庫)
1994年
549頁
イギリス支配下のインドの小さな町を舞台に、インド人医師アジズと、フィールディングらイギリス人との交流と対立を描いて、東洋と西洋、支配民族と被支配民族がいかにして結びつくことができるかを問うフォースターの代表作。無実の罪に問われたアジズのその後は? デヴィッド・リーン監督により映画化され、いま異文化との摩擦、融和の問題に直面する現代日本で重要なテーマを提起する不朽の名作。
出典:筑摩書房公式サイト
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