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『日本のルネッサンス人』花田清輝(講談社文芸文庫)

『日本のルネッサンス人』花田清輝(講談社文芸文庫)

1992年
249頁
定価:913円(税別)




目次(収録作品)

眼下の眺め
本阿弥系図
琵琶湖の鮒
カラスとサギ
小京都
悪女伝
ナマズ考
古沼抄
利休好み
まま子の問題
陵王の曲
曲玉転々
石山怪談
舞の本
金銭記
赤ん坊屋敷
非人志願
金いろの雲

永徳「洛中洛外図」や光悦“鷹が峯”をめぐる様々な流説等を媒介にして、中世から近代への転形期を美事生き抜いた、日本のルネッサンス人に、転形期特有の“普遍性”を発見し、誰よりも激しく現在を、更に未来を生きる“原点”を追求する花田清輝の豊かな歴史感覚、国際感覚、秀抜なレトリック。若き日の「復興期の精神」を成熟させた批評精神の凱旋!

出典:講談社BOOK俱楽部

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