『知覚の言語―センスとセンシビリア』J.L.オースティン、丹治信春・守屋唱進訳(勁草書房)
1984年
222頁
目次(収録作品)
I 序論
II 誤謬の始まり
III 錯覚論法(一)
IV 「見える」、「みえる」、「思われる」
V 錯覚論法(二)
VI 錯覚論法の「評価」
VII 「本当の」の意味
VIII 現われと実在
IX 「知覚する」の意味
X 不可謬なものの探求
XI ウォーノックのバークリ論
感覚与件理論に体現されている過度の簡略化、画一化、二分法への拝跪といった傾向を日常言語の詳細な分析によって徹底的に破壊する。哲学の破壊による哲学の再建。
出典:勁草書房公式サイト