『大アジア 千夜千冊エディション』松岡正剛(角川ソフィア文庫L-500-15)
2020年
432頁
目次(収録作品)
第一章 中華帝国とユーラシア
尾形勇 『東アジアの世界帝国』一四三五夜
加地伸行 『儒教とは何か』一二〇五夜
田中俊明 『古代の日本と加耶』一四九一夜
森安孝夫 『シルクロードと唐帝国』一四三一夜
小島毅 『義経の東アジア』一四二〇夜
ジャネット・L・アブー ルゴド 『ヨーロッパ覇権以前』一四〇二夜
第二章 近代アジア主義
山室信一 『思想課題としてのアジア』一七二七夜
頭山満 『幕末三舟伝』八九六夜
宮崎滔天 『三十三年の夢』一一六八夜
杉山茂丸 『俗戦国策』一二九八夜
滝沢誠 『権藤成卿』九三夜
第三章 大東亜・日本・大アジア
小熊英二 『単一民族神話の起源』七七四夜
長山靖生 『偽史冒険世界』五一一夜
寺内大吉 『化城の昭和史』三七八夜
芳地隆之 『ハルビン学院と満洲国』八〇八夜
安彦良和 『虹色のトロツキー』四三〇夜
前間孝則 『亜細亜新幹線』七〇八夜
坪内隆彦 『アジア英雄伝』一七二八夜
第四章 リオリエント
金両基 『キムチとお新香』二六四夜
室井康成 『事大主義』一七二六夜
大沢昇 『クジラの文化、竜の文明』一六七五夜
後藤康男編著 『東洋思想と新しい世紀』一一九四夜
アンドレ・グンダー・フランク 『リオリエント』一三九四夜
中国、韓国、アセアン諸国を含めた大陸、今注目の大アジアを俯瞰する。
古代から近代までのアジアと日本の関係とその変転、そして歪められた近代アジア史の問題点を考察。アジアにおける日本の立ち位置を考えるうえで必須の一冊。
出典:KADOKAWA公式サイト