『ミットフォード日本日記』A・B・ミットフォード(アルジャノン・バートラム・ミトフォード)、長岡祥三訳(講談社学術文庫)
2001年
304頁
目次(収録作品)
第1章 横浜到着
第2章 ガーター勲章捧呈式と宮中晩餐会
第3章 歓迎会と横須賀軍港訪問
第4章 鴨猟、打毬競技および歌舞伎見物
第5章 泉岳寺参詣と日比谷公園の大名行列
第6章 静岡訪問
第7章 京都での墓参と佐世保軍港
第8章 鹿児島訪問
第9章 江田島の海軍兵学校と広島での陸軍野外演習
第10章 京都再訪
第11章 銀閣寺と奈良見物
第12章 名古屋訪問
第13章 西園寺侯晩餐会
第14章 東京滞在
第15章 出発の日
幕末維新の激動期に外交官として活躍した著者は、明治39年、英国皇族の首席随行員として再び来日。その様子を日記体で綴り、感想を添えて故国へ送った。40年ぶりに見た日本はいかに変わったか。徳川慶喜公、東郷平八郎提督や当時の高官との会見、宮中晩餐会、歌舞伎見物、日本各地での大歓迎の様子、大きく変貌した明治の姿などを生き生きと描き出す。
出典:講談社BOOK俱楽部
本書は、『英国貴族の見た明治日本』を底本として文庫化したもの。
[関連]
『英国貴族の見た明治日本』A・B・ミットフォード、長岡祥三訳(新人物往来社)単行本
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