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『時間と空間の哲学』イアン・ヒンクフス(紀伊國屋書店)

『時間と空間の哲学』イアン・ヒンクフス、 村上陽一郎・熊倉功二訳(紀伊國屋書店)

復刊版2002年
286頁




目次(収録作品)

第1章 空間―相関的か絶対的か
第2章 空間の諸性質
第3章 空間と幾何学
第4章 時間、空間そして時‐空
第5章 存在と現在
第6章 時間の非対称性
結論 空間と時間の存在―相関主義者の企図の本質

アインシュタイン、グルュンバウム、マクタガート等の理論を紹介しつつ、時間と空間に関する基礎的な知識を見通しよく解説した恰好の入門書。

時間とは何か、空間とは何か。両者はどう違うのか。ひとたび問い始めるとこれらは非常にやっかいな問題である。本書は、アインシュタインやマクスウェル等の理論や基礎的な議論を見通しよく整理しながら、この問題をめぐる困難のかなりの部分は言語の構成のされ方によるものであって、時間・空間を適切な形で言い換えていくことで解消されると主張する。

時間と空間に関する基礎的な議論を見通しよく整理し、この問題をめぐる困難の多くは言語の構成のされ方によるものだと主張する。<初版1979年>

出典:紀伊國屋書店公式サイト

時間と空間の哲学

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