『歴史とは何か』E.H. カー(エドワード・ハレット・カー)、清水幾太郎訳(岩波新書)
2019年
264頁
目次(収録作品)
1 歴史家と事実
2 社会と個人
3 歴史と科学と道徳
4 歴史における因果関係
5 進歩としての歴史
6 広がる地平線
歴史とは現在と過去との対話である.現在に生きる私たちは,過去を主体的にとらえることなしに未来への展望をたてることはできない.複雑な諸要素がからみ合って動いていく現代では,過去を見る新しい眼が切実に求められている.歴史的事実とは,法則とは,個人の役割は,など,歴史における主要な問題について明快に論じる.
出典:岩波書店公式サイト
[関連]
『歴史とは何か 新版』E.H.カー、近藤和彦訳(岩波書店)