『日本の弓術』オイゲン・ヘリゲル(岩波文庫) 2019/2/2 2022/11/30 書籍データ 講演, 弓道, 岩波文庫 『日本の弓術』オイゲン・ヘリゲル、柴田治三郎訳(岩波文庫) 1982年 121頁 的にあてることを考えるな、ただ弓を引き矢が離れるのを待って射あてるのだ、という阿波師範の言葉に当惑しながら著者(1884-1955)は5年間研鑽を積み、その体験をふまえてドイツに帰国後講演を行なった。ここには西欧の徹底した合理的・論理的な精神がいかに日本の非合理的・直観的な思考に接近し遂に弓術を会得するに至ったかが冷静に分析されている。 本書表紙(カバー)より [関連] 『新訳 弓と禅―』オイゲン・ヘリゲル、魚住孝至訳(角川ソフィア文庫) 日本の弓術 (岩波文庫) amazon Kindle 楽天 楽天kobo こちらの記事もどうぞ『ミシェル・フーコー講義集成』(全13巻)『小林秀雄講演』全8巻(新潮CD)『完訳 アンデルセン童話集』(岩波文庫)『食卓の賢人たち』アテナイオス(京都大学学術出版会)(全5巻)『城下の人 新編・石光真清の手記(一)』(中公文庫)『新版 うつほ物語 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫)『新版 動的平衡』福岡伸一(小学館新書)若いときの自分に教えたい教養系文庫・新書レーベルのまとめ