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『ちぎれ雲』幸田文(講談社文芸文庫)

『ちぎれ雲』幸田文(講談社文芸文庫)

1993年
196頁




目次(収録作品)

雑記/終焉/すがの/かけら/手づまつかい/造語家/鴨/れんず/旅をおもう/水仙/膳/父の七回忌に/このごろ/てんぐじょう/紙/結ぶこと/ほん/ぜに/二百十日/在郷うた/対髑髏のこと

「おれが死んだら死んだとだけ思え、念仏一遍それで終る」死の惨さ厳しさに徹し、言葉を押さえて話す病床の父と露伴。16歳の折りに炊事一切をやれと命じた厳しい躾の露伴を初めて書いた、処女作品「雑記」、その死をみとった「終焉」、その他「旅をおもう」「父の七回忌に」「紙」等22篇。娘の眼で明治の文豪露伴を回想した著者最初期の随筆集。

出典:講談社BOOK俱楽部

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