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『初版 古寺巡礼』和辻哲郎(ちくま学芸文庫)

『初版 古寺巡礼』和辻哲郎(ちくま学芸文庫)

2012年
316頁




目次(収録作品)

アジャンター壁画の模写
希臘との関係
宗教画としての意味
波斯使臣の画
哀愁のこころ
南禅寺の夜
若王寺の家
博物館、西域の壁画
西域の仏頭
アジャンター壁画について〔ほか〕

法華寺十一面観音や、薬師寺吉祥天女、百済観音、法隆寺金堂壁画など、仏教美術の至宝を紹介し、多くの読者を魅了し続ける永遠の名著『古寺巡礼』。しかし現在読めるのは、著者自身が大幅な削除を行った後の「改訂版」。オリジナルの初版には、もっと生な感動と、純粋で熱い情熱があふれている。「見よ、見よ、そこには“観音”が立っている。この瞬間の印象を語ることは、僕には不可能である。全身を走る身震い。心臓の異様な動悸」―。白洲正子ら文化人、また、出征を前にした若者など、多くの日本人を巡礼の旅にいざなった幻の稀覯本を復刻。解説では現行版との異同を詳しく検証。

出典:筑摩書房公式サイト

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