『目黒警察署物語 佐々警部補パトロール日記』佐々淳行(文春文庫)
1994年2月10日初版発行
334頁
著者は、防衛施設庁長官などを務めた警察・防衛官僚で評論家。(1930‐2018)
東大法学部を卒業し、警視庁警部補として目黒警察署に配属になった著者の新米警察官の日々を描いたノンフィクション。詳細に書かれた日記をもとに、回想を加えて描写されていて、当時の様子が生き生きと感じられ興味深い。軽妙なしかし低俗には堕しない文章も読みやすくてよい。おすすめの一冊。
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『目黒警察署物語 佐々警部補パトロール日記』佐々淳行(1989・文藝春秋)単行本
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