2018年
208頁
目次(収録作品)
第1章 老兵の追憶(青天の霹靂/グラマンを撃墜/老骨に鞭打つ ほか)
第2章 米本土ヲ空襲セヨ(征途につく/米商船を撃沈/第一次米本土爆撃 ほか)
第3章 昨日の敵は今日の友(特攻隊を率いる/まさかの敗戦/平成の運動会 ほか)
世界でたった一人、米大陸空襲を敢行した藤田信雄海軍中尉の数奇なる運命!
アメリカ大統領は自国を空爆した藤田中尉になぜ感謝状とホワイトハウス内の星条旗を贈ったのか?
「貴殿の厚意とかつての勇敢なる行為を讃え……」
〈超大国の大統領がこれほど強い讃辞を個人、しかも帝国軍人に与えるなど聞いたことがない〉(米タイム誌記者S・チャング氏)著者は生前の藤田氏と交流のあった元産経新聞記者の倉田耕一氏。遺族が保管していた藤田氏の日記27冊分を解読した。
本書は波乱に満ちた男の人生を見事に描ききったノンフィクションにして、日米戦争という悲劇を乗り越えた人々の友情の記録である。アマゾン商品説明より