『立志・苦学・出世―受験生の社会史』竹内洋(講談社学術文庫)
2015年
208頁
目次(収録作品)
第一章 受験生の一日──明治四〇年七月九日
第二章 勉強立身から順路の時代
第三章 受験雑誌の誕生
第四章 「受験生」という物語
第五章 苦学と講義録の世界
第六章 受験のポストモダン
アフター大衆受験圧力釜社会論 学術文庫版あとがきにかえて
明治初期「勉強立身」の言説が高まり、学校の序列化も進むと、青少年の上昇移動への野心は新たな「受験的生活世界」を生み出す。怠惰・快楽を悪徳とし、受験雑誌に煽られて刻苦勉励する受験生の禁欲的生活世界を支えた物語とは何なのか。受験のモダンと、昭和四〇年代以降の受験のポストモダンを解読。
出典:講談社BOOK俱楽部
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『立志・苦学・出世―受験生の社会史』竹内洋(1991・講談社現代新書)
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