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『タモリと戦後ニッポン』近藤正高(講談社現代新書)

『タモリと戦後ニッポン』近藤正高(講談社現代新書)

2015年
352頁




目次(収録作品)

序章 “偽郷”としての満洲
第1章 坂とラジオ、そしてジャズ―祖父母に育てられて
第2章 大学紛争とダンモ研狂騒曲―森田一義から「タモリ」へ
第3章 空白の七年間―ボウリングブームのなかで
第4章 ニッポン最後の居候―タモリ出現
第5章 テレビ界「お笑い」革命―芸能人と文化人のあいだで
第6章 “変節”と“不変”-フジテレビの絶頂と『笑っていいとも!』
第7章 「リスペクト・フォー・タモリ」ブーム―テレビは終わらない
終章 タモリとニッポンの“老後”

終戦直後に生まれ古希を迎えた稀代の司会者の半生と、敗戦から70年が経過した日本。双方を重ね合わせることで、あらためて戦後ニッポンの歩みを検証・考察した、新感覚現代史! タモリが各時代ごとにすごした場所をたどり、そこでの人間関係をひもときながら、戦後という時代を描き出してみると……タモリとは「日本の戦後」そのものだった!

出典:講談社BOOK俱楽部

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