復刻版2022年
271頁
目次(収録作品)(※原著の目次)
序文・陸軍少佐鈴木庫三
第一章 国防国家
第一節 国家と国防
第二節 戦争形態の変遷
第三節 国防国家の誕生とその意義
第二章 現下の世界情勢
第一節 世界新秩序建設への序曲
第二節 日独伊三国同盟の成立
第三節 世界情勢の現段階
第四節 三国同盟成立後の日本の東亜に於ける地位
第五節 東亜共栄圏の結成
第三章 世界各国の国防体制
第一節 ドイツの国防体制
第二節 イタリヤの国防体制
第三節 ソ聯邦の国防体制
第四節 仏国の国防体制
第五節 英国の国防体制
第六節 米国の国防体制
第四章 我が国の国防国家形態
第一節 国防国家建設の必要
第二節 東亜共栄圏と国防国家
第三節 我が国防国家の本質
国を守るためには武力だけでなく、外交戦、経済戦、さらに世界をいかに導くかという思想が重要である。
第二次世界大戦直前の緊迫した日本、さらに当時の主要国を的確に分析した幻の良書がついに復刻!!国家とはいかにあるべきか。
大東亜戦争を目前にして、日本はどのように国を作って、それを守っていくべきか。ドイツ、イタリア、フランス、イギリス、アメリカ、各主要国の国防体制や経済政策を分析。その中で日本はアジアの盟主として、いかに東亜地区の共栄とその独立を守っていかなければならないのか。
独自の慧眼で国家とその防衛を語った稀にみる良書の復刻版!本書帯より
[関連]
『世界再建と国防国家』鈴木庫三監(1940・朝日新聞社)