『ちくま文学の森』全16巻(15巻・別巻1)(単行本・筑摩書房)
安野光雅・井上ひさし・森毅編
10巻分が『ちくま文学の森』全10巻(ちくま文庫)として刊行されている。
収録作品は同じ。
『ちくま文学の森1 美しい恋の物語』
四六判
1988年2月29日
472頁
『ちくま文学の森2 心洗われる話』
四六判
1988年10月24日
480頁
『ちくま文学の森3 幼かりし日々』文庫なし
四六判
1988年5月25日
480頁
目次(収録作品)
頑是ない歌(中原中也)
多摩川探検隊(辻まこと)
幼年時代の思い出(ファーブル)
風の又三郎(宮沢賢治)
うけとり(木山捷平)
出生から13歳まで(勝小吉)
幼少の時(福沢諭吉)
最初の思出(大杉栄)
お月さまいくつ(山川菊栄)
父(金子ふみ子)
少女(マンスフィールド)
風琴と魚の町(林芙美子)
鮨(岡本かの子)
龍潭譚(泉鏡花)
少年〈こども〉の悲哀〈かなしみ〉(国木田独歩)
クリスマスの思い出(カポーティ)
クジャクヤママユ(ヘッセ)
にんじん(抄)(ルナール)
インディアン・キャンプ(ヘミングウェイ)
梨花(吉野せい)
注射(森茉莉)
小さき者へ(有島武郎)
故郷(魯迅)
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『ちくま文学の森4 変身ものがたり』
四六判
1988年2月29日
504頁
※文庫版は、第3巻。
『ちくま文学の森5 おかしい話』
四六判
1988年4月25日
480頁
※文庫版は、第4巻。
『ちくま文学の森6 思いがけない話』
四六判
1988年3月25日
480頁
※文庫版は、第5巻。
『ちくま文学の森7 恐ろしい話』
四六判
1988年6月23日
484頁
※文庫版は、第6巻。
『ちくま文学の森8 悪いやつの物語』
四六判
1988年8月24日
464頁
※文庫版は、第7巻。
『ちくま文学の森9 怠けものの話』
四六判
1989年3月24日
480頁
※文庫版は、第8巻。
『ちくま文学の森10 賭けと人生』
四六判
1988年7月25日
492頁
※文庫版は、第9巻。
『ちくま文学の森11 機械のある世界』文庫なし
四六判
1988年11月25日
496頁
引力の事(福沢諭吉)
私の懐中時計(マーク・トウェイン)
時計のネジ(椎名麟三)
メカに弱い男(サーバー)
自転車日記(夏目漱石)
瞑想の機械(ボンテンペルリ)
怪夢抄(夢野久作)
シグナルとシグナレス(宮沢賢治)
ナイチンゲール(アンデルセン)
両棲動力(A・アレー)
栄光製造機(ヴィリエ・ド・リラダン)
流刑地にて(カフカ)
To the unhappy few(渡辺一夫)
メルツェルの将棋差し(ポー)
金剛石のレンズ(F・オブライエン)
フェッセンデンの宇宙(E・ハミルトン)
実験室の記憶(中谷宇吉郎)
操縦士と自然の力(サン・テグジュペリ)
軽気球(ラーゲルレーヴ)
蓄音機(寺田寅彦)
天体嗜好症(稲垣足穂)
夢みる少年の昼と夜(福永武彦)
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『ちくま文学の森12 動物たちの物語』文庫なし
四六判
1989年1月24日
464頁
猫(三好達治)
銀のやんま(北原白秋)
春(吉野せい)
蝶(正岡子規)
こおろぎ(鏑木清方)
蝗の大旅行(佐藤春夫)
虫のいろいろ(尾崎一雄)
冬の蝿(梶井基次郎)
悲しい山椒ノ魚(野尻抱影)
プラテーロとぼく(抄)(ヒメネス)
リス(コレット)
文鳥(夏目漱石)
黒猫(島木健作)
大きな二つの心臓の川(ヘミングウェイ)
蝉―変態「羽化」(ファーブル)
蚊(小泉八雲)
スカンク(ハドソン)
マンモスは生きている(吉田健一)
ナマズ考(花田清輝)
猫が物いう話(森銑三)
猫の踊(森銑三)
蛇精(岡本綺堂)
髪切虫(夢野久作)
豹(内田百閒)
鯉(内田百閒)
雑種(カフカ)
スキー場で(辻まこと)
猿(J・クラルテェ)
雁の話(中勘助)
ウシ(エーメ)
名優ギャヴィン・オリアリ(J・コリア)
猫の親方あるいは長靴をはいた猫(ペロー)
毛虫の舞踏会(M・ブデル)
やまなし(宮沢賢治)
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『ちくま文学の森13 旅ゆけば物語』文庫なし
四六判
1989年2月22日
464頁
鉄道唱歌(大和田建樹)
一時間の航海(福永武彦)
斑鳩物語(高浜虚子)
或る田舎町の魅力(吉田健一)
山陰(木山捷平)
東海道五十三次(岡本かの子)
三十石道中(広沢虎造演)
乞食旅(勝小吉)
突貫紀行(幸田露伴)
清光館哀史(柳田国男)
高千穂に冬雨ふれり(坂口安吾)
御者付き旅行(アンデルセン)
ファルケンブルクの斬首された騎士(ユゴー)
蛇つかい(永井荷風)
牢屋の歌(大杉栄)
はだかの外国女(山下清)
やさしい国・オランダ(山下清)
お茶の葉(H・S・ホワイトヘッド)
北欧の夜(P・モーラン)
世界一周(ボンテンペルリ)
クバニ王国考(花田清輝)
ミクロメガス(ヴォルテール)
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『ちくま文学の森14 ことばの探偵』文庫なし
四六判
1989年12月16日
496頁
狂詩巡査行(サッカレ)
がまの油口上(永井兵助)
家族混線曲(中田ダイマル、中田ラケット)
一ト目上り(春風亭柳橋)
千早振る(三遊亭小円朝)
エステル(フィッシュ兄弟)
うわさ/ブダペスト風説便覧(モルナール)
南北戦争式電話番号記憶法(サーバー)
三人の黙示録の騎士(チェスタトン)
七(花田清輝)
二銭銅貨(江戸川乱歩)
文字禍(中島敦)
予の自伝(堺利彦)
山下の話はまんざいみたいだ(山下清)
ベースボール(正岡子規)
佐々木味津三の「旗本退屈男」(三田村鳶魚)
比較言語学における統計的研究法の可能性について(寺田寅彦)
シとチ/ン(幸田露伴)
カタカナ随筆抄(伊丹万作)
便宜と実例(中野重治)
日本語と酒と(臼井吉見)
指揮者カリナの話(チャペック)
三文作家(アイリッシュ)
薮の中(芥川龍之介)
刎頚の交はり(バルザック)
東は東(岩田豊雄)
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『ちくま文学の森15 とっておきの話』
四六判
1988年9月21日
496頁
※文庫版は、第10巻。
『ちくま文学の森 別巻 もうひとつの話』(第16巻)文庫なし
四六判
1989年4月24日
496頁
女(ハイネ)
島の果て(島尾敏雄)
かもじの美術家(レスコフ)
平手造酒(中山義秀)
極楽急行(海音寺潮五郎)
空飛ぶ大納言(渋沢龍彦)
鷹(石川淳)
赤い花(ガルシン)
生涯の垣根(室生犀星)
ボロ家の春秋(梅崎春生)
シシフシュ(ボルヒェルト)
モンタヴァル一家の血の呪いについて(寺山修司)
ガラスの少女像(T・ウィリアムズ)
鳩の夫婦(マンスフィールド)
チロルの秋(岸田国士)