『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 60 愚』山田風太郎編(作品社)
1987年10月
256頁
目次(収録作品)
赤瀬川原平 眼の曖昧さ 寸借の視線
赤塚不二夫 チャップリンからキートンの世界へ向けて
芥川龍之介 毛利先生
天野忠 叫び [巻頭詩]
井伏鱒二 迂濶な話
色川武大 劣等生の弁-の章
金子光晴 中学落第
北杜夫 阿呆について
古今亭志ん生 ばくちの味
後藤明生 愚行の自覚
駒田信二 賢愚の話(抄)
坂口安吾 茶番に寄せて
佐藤愛子 喧嘩人
三文字屋金平 為文学者経
武田泰淳 馬鹿について
武林無想庵 サン・ジャン・キャプ・フェラにて
田中小実昌 バカバカしいおはなし
團伊玖磨 愚行
檀一雄 老いの狂気
筒井康隆 コンピューターは馬鹿か
豊島與志雄 オランウータン
中野好夫 人は獣に及ばず
花田清輝 イワンの馬鹿
半村良 愚妻良妻
福原麟太郎 虚栄について
富士正晴 ボケぞめ老人のおかしな私生活とおかしな意見
古井由吉 哀しくグロテスク
水上勉 知恵おくれについて
山田風太郎 私のケチな部分