『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 別巻70 電話』中野翠編(作品社)
1996年12月
248頁
目次(収録作品)
内田百閒 虎の尾
吉田健一 電話なんぞ……
式場隆三郎 発端・電話事件 『定本二笑亭綺譚』より
飯沢匡 凶器「電話」との戦い
吉行淳之介 電話
北杜夫 電話部屋
勝新太郎 昔のあなたは怒らなかったのに 『俺・勝新太郎』より
古井由吉 無言の電話
幸田文 秋の電話 「秋の小品」より
佐藤愛子 電話のない日
五木寛之 電話についての感想
黒井千次 電話する女たち
子安美知子 ものいわぬ「国際電話」/突然かかる国際電話
塩田丸男 電話日記
椎名誠 沈黙電話が鳴っている
岩城宏之 携帯電話の傍若無人
景山民夫 電話という文明
長谷邦夫 『1』本の電話と『1』本の長電話
大石静 三叉路の電話
辻仁成 一本の電話
西林忠俊 医者と電話番号
矢島稔 電話相談室の十年
安達倭雅子 語り続けたいもの 電話相談員として1
武田花 ウメさん
村松友視 閉じ込められた十二人
阿部昭 電話一本で
森本毅郎 電話でおせっかい焼くな
筒井康隆 困った電話
眉村卓 『怪しい人びと』あとがき
鴻上尚史 テレクラ
嵐山光三郎 電話の深情け
泉麻人 「仮設電話でラブコール」
世田谷の電話ケーブル火災の裏側
イタコのテレホンサービスをキミは聞いたか?
山本夏彦 ファックスのわずらい
沢野ひとし ファクシミリの日々
小田嶋隆 携帯上司