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『パリ論/ボードレール論集成』ベンヤミン(ちくま学芸文庫)

『パリ論/ボードレール論集成』ヴァルター・ベンヤミン、浅井健二郎編訳、久保哲司・土合文夫訳(ちくま学芸文庫)

2015年
599頁




目次(収録作品)

パリ−十九世紀の首都
パリ−十九世紀の首都 梗概
ボードレールにおける第二帝政期のパリ
ボードレールにおけるいくつかのモティーフについて
セントラルパーク
土星の環、あるいは、鉄骨建築についていくつかのことを
パサージュ
パリのパサージュ 1
パリのパサージュ 2
ボードレール論全体の構想
ブランキについて
「ボードレールにおける第二帝政期のパリ」初期草稿断片
「ボードレールにおける第二帝政期のパリ」のための予備研究
方法論的序説断片
方法論的序説草稿
趣味

ドイツを代表する知性ベンヤミンが見つめたパリには19世紀の“原史”(Urgeschichte)が埋め込まれていた。ボードレールの詩行、パサージュ/駅舎/エッフェル塔などの鉄骨建築、万国博覧会、ブルジョワジーの住居、人間・事物の商品というありよう―そこから、ベンヤミンが読みとったヨーロッパ近代の真の姿とは?『パサージュ論』を準備するなかで遺された膨大な草稿群からベンヤミンの哲学的・芸術的思索の核を秘めた論考を集成し、パサージュをはじめ当時の貴重な図版を収録。パリをめぐる諸論考および覚書を比較することで、主著への思考の軌跡が明らかになる。

出典:筑摩書房公式サイト

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