『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 別巻77 嫉妬』津島佑子編(作品社)
1997年7月
248頁
目次(収録作品)
志賀直哉 山科の記憶
平林たい子 愛に悔いなし
二葉亭四迷 嫉妬する夫の手記
高見順 嫉妬の効用
村上一郎 嫉妬我利のあらがい 「ひとり思う」より
佐藤春夫 別れざる妻に与ふる書 一名「男ごころ」(抄)
太宰治 川端康成へ
伊藤整 海の見える町2
林芙美子 放浪記(抄)
幸田文 藤
戸井田道三 神が嫉妬する 「山の神の嫉妬」より
折口信夫 妬みの話
池田彌三郎 宇治の橋姫/悋気の処理
澁澤龍彦 閹人あるいは無実のあかし(抄)
河合隼雄 コンプレックスの解消
佐野洋子 こども 十
佐藤愛子 ヤキモチの必要
森瑤子 嫉妬に身を灼く女の話
吉行和子 おんなの嫉妬心
乙羽信子 妬心のるつぼ
阿刀田高 妬く
大石静 男の嫉妬
諸井薫 男の嫉妬
大岡昇平 囲碁騒動再発記
中島らも しあわせのしわよせについて
長嶺ヤス子 ミゲルとの最初の出会い
津島佑子 子どもは来客がきらい?