『パズルランドのアリス』(全2巻)レイモンド・M・スマリヤン、市場泰男訳(早川書房)文庫
『パズルランドのアリス1 不思議の国篇』
2004年
227頁
目次(収録作品)
第1部 不思議の国のパズル(どっちのアリス?/だれがパイを盗んだか?/いかれているのはだれ?/グリフォンとにせ海亀/王さまのお話)
『パズルランドのアリス2 鏡の国篇』
2004年
236頁
第2部 鏡の国の論理(十二番めの質問/トウィードルダムかトウィードルディーか?/そこがすてきなところなんだ!/白の騎士はさっぱり思い出せなかった/鏡の国の論理/赤の王さまの理論/どっちのアリス?)
パズルの解答
不条理がまかりとおる『不思議の国のアリス』の登場人物たちは、実は論理的思考が大好きだった。本書でアリスはトランプの王さまやグリフォンやにせ海亀から、論理パズルの難題を山ほど浴びせられるが、持ち前の聡明さでそれらを一つ一つ解いていく…論理で考えることの面白さと奇妙さを、アリス物語の設定に乗せ、第一人者がユーモアを駆使して語る、解かずに読むだけで面白い論理パズル集。
アマゾン商品説明より
※単行本版を改題し、二分冊で文庫化。
[関連]
『パズルランドのアリス―80歳以下の子どもたちのためのキャロル的おはなし』レイモンド・M・スマリヤン、市場泰男訳(1985・社会思想社)単行本
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