『コモン・センス 他三篇』トーマス・ペイン、小松春雄訳(岩波文庫)
2005年
177頁
目次(収録作品)
コモン・センス(はしがき/政府一般の起源と意図とについて、合わせてイギリス憲法について簡潔に意見を述べる/王政および世襲制について/アメリカの現状を考える/アメリカの現在の力について、合わせて種々な意見を述べる/付記)
厳粛な思い
対話
アメリカの危機
アメリカの独立を「理」と「利」の両面から大胆かつ鋭く論じたトーマス・ペイン(1737-1809)の『コモン・センス』(1776)は、刊行されるや空前のベストセラーとなり、その半年後に発表された「独立宣言」の内容に多大な影響を与えた。歴史を動かしたまれな書物の一つと評価されている思想史の古典。「厳粛な思い」「対話」「アメリカの危機」を併収。
本書表紙(カバー)より