2003年
245頁
目次(収録作品)
第1章 部落のはみだしものとしての都市人間
第2章 「日本」が吹っ飛ぶ共同体理論
第3章 一枚の田のやりとりに知る部落の秩序
第4章 はみだす源治さん
第5章 部落が約束するのは全員の中位の幸福
第6章 小農の部落
第7章 小国寡民
第8章 部落の解体は進歩か、だれにとって・・・
第9章 私的所有と共同体所有
第10章 小さい部落とコビトの都会
鶴見俊輔氏をして「ここには日本人の思想の見事な要約がある」と評価せしめたむら論の金字塔。むら(部落)に関する誤った常識にくさびを打ち、日本人の思想を育んだ根元を明らかにした名著。
出典:農山漁村文化協会 田舎の本屋さん
1978年朝日新聞社刊の再刊。