『いとしこいし 想い出がたり』喜味こいし、聞き手:戸田学(岩波書店)
2008年
204頁
定価:1,980円(税込)
目次(収録作品)
1 生まれながらの子役でんねん
漫才への転身
吉本興業へ
吉本の大看板
檜舞台――法善寺花月
戦前の寄席の芸人さん
2 戦争の記憶
広島で被爆
戦争が済んで……
3 恩師・秋田實との出会い
いとし・こいしに改名
京都の寄席の専属に――富貴時代
結婚
4 舞台に出演――宝塚新芸座時代
舞台・映画で共演した役者さん
コメディアンとしても活躍
ラジオ・テレビ出演
5 弟子をとらなかった理由
上方芸人の思い出
漫才の面々
兄貴のこと
漫才の最高峰と称される夢路いとし・喜味こいし.二人の歩んだ道は,上方芸能史そのものである.生後まもなく子役としてデビュー,少年時代に見込まれて漫才に転向,以来,しゃべくり漫才一筋に活躍──.本書では,子ども時代の想い出,寄席の楽屋で見聞きした事から,戦争・被爆体験,芸人・役者との交友録まで,絶妙な「しゃべくり芸」そのままに自在に語る.
出典:岩波書店公式サイト
[参考]
『浮世はいとし人情こいし』夢路いとし・喜味こいし(2002・中央公論新社)
amazon
『いとしこいし 漫才の世界』喜味こいし、戸田学編(2004・岩波書店)
amazon
『ゆめ、よろこび しゃべくり歳時記 夢路いとし喜味こいし 漫才傑作選』(2005・ソニー・ミュージックディストリビューション)(DVD5枚組)
amazon 楽天