『聖教要録・配所残筆』山鹿素行、土田健次郎訳(講談社学術文庫)
2001年
207頁
目次(収録作品)
聖教要録(聖教要録小序/聖教要録上/聖教要録中/聖教要録下)
配所残筆
江戸時代前期の代表的思想家、山鹿素行は、日常から遊離した官学(程朱の学)を排斥したことにより幕府の忌諱(きき)に触れ、配流の身となって波瀾の人生を送る。直接古代聖賢の教えに学ぶべしと説く古学の立場から、儒教理論の要点を纒めた「聖教要録」、遺書として、流謫地播磨赤穂(るたくちはりまあこう)で綴った異色の自叙伝「配所残筆」。素行の代表作2篇の文庫版初の全訳注。
出典:講談社BOOK俱楽部
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