「忘れえぬ人々」国木田独歩 2019/2/14 2023/11/16 書評 短篇小説・掌篇小説, 小説 約26枚(400字) 名短篇だというので読む。 旅館に宿泊した無名の青年小説家が、その宿泊客の無名の青年画家と出会い酒を酌み交わすことになる。 小説家は、画家にいま今自分が書いている『忘れえぬ人々』という作品を物語る、という筋。 まあまあ。 所々調子のよい文章があったが、作品に特別よさは感じなかった。 メタフィクションになっているが、それも特に活きてはいない。 青空文庫 えあ草紙 (縦書き) こちらの記事もどうぞ『日本人の本能―歴史の「刷り込み」について』渡部昇一(PHP文庫)『日本的文芸術 千夜千冊エディション』松岡正剛(角川ソフィア文庫)『教科書が教えない歴史4』(産経新聞ニュースサービス)『現代日本思想大系13 文学の思想』(筑摩書房)「非凡なる凡人」国木田独歩「太郎と街」梶井基次郎「日記」知里幸恵「戦争責任者の問題」伊丹万作