『神話と意味』クロード・レヴィ=ストロース、大橋保夫訳(みすず書房)
新装版2016年
112頁
目次(収録作品)
序(ウェンディ・ドニジャー)
まえおき
1 神話と科学の出会い
2 “未開”思考と“文明”心性
3 兎唇と双生児――ある神話の裂け目
4 神話が歴史になるとき
5 神話と音楽
〈神話と科学〉〈未開と文明〉〈神話と歴史〉〈神話と音楽〉などをテーマに、CBCラジオ(カナダ)で放送された5回の講話を編集したもの。すでに出版されていた『野生の思考』『神話論理』四部作などに対する読者の反応や疑問を集約した、短い質問に答えるかたちをとっている。
フランス語でなく英語で、書くのでなく話した——この二つの理由から、神話的思考の本性と役割、神話研究の意義と方法についてのレヴィ=ストロースの基本的な考え方を、きわめて率直かつ明快なことばで読みとることができる。彼自身によるレヴィ=ストロース入門。
出典:みすず書房公式サイト
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『神話と意味』クロード・レヴィ=ストロース、大橋保夫訳(1996・みすず書房)旧版
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