『日本の昔話』柳田国男(柳田國男)(角川ソフィア文庫)柳田国男コレクション
新版2013年
206頁
日本人の心の原風景がよみがえる昔話106篇
「藁しび長者」「笠地蔵」など日本各地に伝わる昔話106篇をやさしく美しい日本語で綴った名著。「むかしむかしあるところに」からはじまる誰もが聞きなれた昔話の世界に、日本人の心の原風景が見えてくる。
出典:KADOKAWA公式サイト
[関連]
『日本の昔話』柳田国男(1983・新潮文庫)192頁
目次(収録作品)(※新潮文庫版の目次)
猿の尾はなぜ短い
海月骨無し
雀と啄木鳥
鳩の孝行
時鳥の兄弟
時鳥と百舌
梟染め屋
蝉と大師様
鷦鷯も鷹の仲間
狸と田螺
貉と猿と獺
猿と猫と鼠
猿と蟇との餅競走
猿聟入り
山の神の靭
鷲の卵
弘済和尚と海亀
猿正宗
春の野路から
黄金小臼
はなたれ小僧様
松子の伊勢参り
水蜘蛛
泥鼈の親方
やろか水
御辛労の池
米良の上漆
蟹淵と安長姫
竜宮の鐘
山父のさとり
飯食わぬ女房
牛方と山姥
天道さん金ん網
鬼と神力坊
金剛院と狐
俄か入道
小僧と狐
片目の爺
比治山の狐
芝右衛門狸
山伏の狸退治
湊の杙
狐が笑う
夢を買うた三弥大尽
蛸島の虻
だんぶり長者
藁しべ長者
炭焼小五郎
二十騎が原
長者の宝競べ
会津の鶴塚
湖山の池
梅木屋敷
本取山
鶯姫
瓜子姫
米嚢粟嚢
山姥の宝蓑
竈神の起り
矢村の弥助
狐女房
盲の水の神
爺に金
大歳の焚き火
笠地蔵
団子浄土
瘤二つ
奥州の灰まき爺
海の水はなぜ鹹い
八石山
犬頭糸
狐の恩返し
聴耳頭巾
雀の宮
黒鯛大明神
蜥蜴の目貫
長崎の魚石
瓜の大事件
死後の占い
乞食の金
拾い過ぎ
山賊の弟
力士と産女
女の大力
大い子の握り飯
日田の鬼太夫
稲妻大蔵
藤抜き喜内
阿波の大力熊野の大力
仁王とが王
旦九郎と田九郎
分別八十八
二反の白
無言くらべ
古屋の漏り
清蔵の兎
鳩の立ち聴き
杖つき虫
首筋に蒲団
知ったかぶり
やせ我慢
慾ふか
物おしみ
盗み心
聟の世間話
下の国の屋根
博奕の天登り
空の旅