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『地獄変・偸盗』芥川龍之介(新潮文庫)

『地獄変・偸盗』芥川龍之介(新潮文庫)

改版1968年
190頁




目次(収録作品)

偸盗
地獄変

往生絵巻
薮の中
六の宮の姫君

注解 三好行雄
解説 吉田精一

“王朝もの”の第二集。芸術と道徳の相剋・矛盾という芥川のもっとも切実な問題を、「宇治拾遺物語」中の絵師良秀をモデルに追及し、古今襴にも似た典雅な色彩と線、迫力ある筆で描いた「地獄変」は、芥川の一代表作である。ほかに、羅生門に群がる盗賊の凄惨な世界に愛のさまざまな姿を浮彫りにした「偸盗」、斬新な構想で作者の懐疑的な人生観を語る「薮の中」など6編を収録する。

出典:新潮社公式サイト


[関連]
『地獄変・邪宗門・好色・薮の中 他七篇』芥川龍之介(岩波文庫)

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