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『荷風随筆集(上)日和下駄 他十六篇』(岩波文庫)

『荷風随筆集(上)日和下駄 他十六篇』永井荷風、野口冨士男編(岩波文庫)

1986年
300頁




目次(収録作品)

日和下駄 一名東京散策記
伝通院
夏の町
霊廟
銀座
葡萄棚
礫川淌徉記(れきせんしょうようき)
向嶋
深川の散歩
元八まん
里の今昔
鐘の声
放水路
寺じまの記
葛飾土産
水のながれ
向島

日和下駄をはき蝙蝠傘を手にして荷風(1879-1959)は東京の街を散策する。それは、樹木、夕陽の美しさを描き、坂や路地のたたずまいを写しながら、現在に至るわが生涯を追憶してもいるのだ。(上)には、作家の精神の内実をよく伝える『日和下駄』のほか、東京にかかわる諸篇を収める。明治から昭和30年代までの都会の変貌もくっきりと描き出されている。(全2冊)

本書表紙(カバー)より


[関連]
『荷風随筆集(下)妾宅 他十八篇』永井荷風(岩波文庫)

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