『物の体系―記号の消費』ジャン・ボードリヤール、宇波彰訳(法政大学出版局)
新装版2008年
264頁
目次(収録作品)
A 機能体系または客観的言説(配置の構造/雰囲気の構造 ほか)
B 非機能的な体系または主観的言説(周辺の物、古い物/周辺の体系―収集)
C メタ機能=非機能の体系―ガジェットとロボット(技術のコノテーション―自動性/“機能的”優越性 ほか)
D 物と消費の社会=イデオロギー的体系(モデルとシリーズ/クレジット ほか)
結論 “消費”の定義に向かって
《記号としての物》という,物の見方についての根本的な転換を行ない,記号として物を消費している現代社会の構造を鋭く分析。その特異な思考の基点を示す処女作。
出典:法政大学出版局公式サイト