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『奉天三十年』クリスティー(岩波新書)

『奉天三十年』(上下)クリスティー、矢内原忠雄訳(岩波新書)

上巻

1938年
201頁
旧字旧かな

目次(収録作品)

値するか
坂を上る仕事
奉天・その市街と住民
橋を渡す
支那の醫術
氣候、疾病、並に洪水
東洋と西洋・誤った判斷
騒しき群を離れて
進歩・一八八三ー一八九四年
戰爭開始の側面・一八九四年〔ほか〕

十九世紀末から二十世紀初頭にかけての満州は,日清戦争,拳匪事変,日露戦争,民国革命など,世界的な大事件の舞台となった.本書は一八八三年,この満州に伝道医師として渡来し,その後老齢で故国に帰るまで四十年間献身的に満州人のために尽くして民衆の信望を一身にあつめたスコットランド人クリスティーの自伝的回想記である.

出典:岩波書店公式サイト


下巻

1938年
203頁
旧字旧かな

代價を支拂ふ
再び戰爭・一九〇四年
奉天戰の眞唯中にて
無辜の苦しみ
再建
靈的向上
醫療傳道事業の原則
滿洲に於ける醫學教育の起源
黒死病
防疫戰〔ほか〕

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