『僭主政治について』(上下)レオ・シュトラウス、石崎嘉彦・飯島昇藏・面一也ほか訳(現代思潮新社)
上巻
2006年
264頁
目次(収録作品)
日本語版への序文 ネイサン・タルコフ/序文と謝辞/シカゴ大学版序文
編者序論
Ⅰ 僭主政治について
クセノフォン『ヒエロンまたは僭主的な人』
レオ・シュトラウス『僭主政治について』
導入
Ⅰ 問題
Ⅱ 表題と形式
Ⅲ 設定 A 登場人物たちとかれらの意図 B 対話篇の筋書き C 特徴的な諸用語の使用
Ⅳ 僭主政治にかんする教え
Ⅴ 二つの生き方
Ⅳ 快楽と徳
Ⅶ 敬虔と法律
『僭主政治について』への注
下巻
2007年
356頁
Ⅱ シュトラウス―コジェーヴ論争
アレクサンドル・コジェーヴ「僭主政治と知恵」
レオ・シュトラウス「クセノフォン『ヒエロン』についての再説」
Ⅲ シュトラウス―コジェーヴ往復書簡
書簡集/編者注/人名索引
シュトラウスは、ネオコンの源といえるのか? ナチズムやスターリニズムとして出現した現代の“僭主政治”―その理論的・実践的諸問題の核心に迫る思想的対決の書。古典的テキストの綿密な分析と考察(上巻)に、激烈に交わされた友人コジェーヴとの対話と書簡(下巻)を収録したシュトラウス政治哲学の輝かしき結晶。
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