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『ジャポンヤ―イブラヒムの明治日本探訪記』(岩波書店)

『ジャポンヤ―イブラヒムの明治日本探訪記』アブデュルレシト・イブラヒム、小松香織・小松久男訳(岩波書店)

2013年
520頁
定価:10,340円(税込)




目次(収録作品)

トルキスタン(タシュケント/旧ブハラ/サマルカンド/フェルガナ州/セミレチエ州 ほか)

日本(日本到着/日本の村―米原/力車―人が引く車/横浜/盲人 ほか)

ロシア出身のムスリムである著者は,ユーラシア大旅行の途次,1909年に日本を訪問した.伊藤博文・大隈重信らとの交流や,学校・協会・監獄から漢字擁護論・「仁丹」広告にいたる様々な見聞の記録は極めてユニークで,イスラーム世界の日本観に大きな影響を与えた.日本側の関連資料を多数併載し,明治日本のイスラーム認識も浮かび上がらせる.

出典:岩波書店公式サイト


〈近代的発展〉と〈東洋の理想〉に燃える明治日本を訪れたタタール人の日本滞在記。伊藤博文、大隈重信、東郷提督、頭山満から無名の庶民までを生き生きと描き出し、日本人とは何かを探る。西洋の落日と日本の旭日の中に非西洋・非キリスト教文化圏発達の可能性を見出す。

アマゾン商品説明より


[関連]
『ジャポンヤ―イスラム系ロシア人の見た明治日本』アブデュルレシト・イブラヒム、小松香織・小松久男訳(1991・第三書館)410頁

ジャポンヤ

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