『現代日本思想大系21 マルキシズム2』編集・解説 竹内良知(筑摩書房)全35巻
2019年
264頁
目次(収録作品)
解説 日本のマルクス主義 竹内良知/p7
I 世界観の把握の深化
「方向転換」はいかなる諸過程をとるか、われわれはいまそれのいかなる過程を過程しつつあるか 福本和夫/p61
科学の大衆性 戸坂潤/p88
わが弁証法的唯物論の回顧と展望 加藤正/p108
現代における認識論の意義 古在由重/p127
マルクス主義の定義 加藤正/p148
II 伝統的文化との対決
思想の科学 戸坂潤/p155
インテリゲンチャ論に対する疑問 戸坂潤/p171
法律学における政治的性格 加古祐二郎/p182
天皇制ならびに皇室の問題 高倉テル/p199
宗教者は唯物論者であるか 三枝博音/p225
親鸞ノート 服部之総/p235
啄木に関する断片 中野重治/p258
III 戦後における展開
戦争の精神的遺産 梯明秀/p271
唯物論と人間 梅本克己/p280
歴史学における民族の問題 石母田正/p294
現代文学の基礎 野間宏/p327
生活綴方的教育方法の成立と到達、今後の展望 国分一太郎/p353
IV スターリン批判以後の反省
座談会 マルクス主義はどう発展するか 古在由重 久野収 鶴見俊輔/p379
著者略歴・著作・参考文献/p403
マルクス主義関係略年表/p408