『谷崎潤一郎全集』全30巻(1981-1983・中央公論社)
『谷崎潤一郎全集 第22巻 随筆小品』
1983年
526頁
目次(収録作品)
(実際は旧漢字だが新漢字に改める)
随筆小品
「夜の宿」と「夢介と僧と」と
そぞろごと
人の親を観て
劇場の設備に対する希望
ノートブツクから
父となりて
発売禁止に就て
貢の十人斬り
私の初恋
詩と文字と
創作の気分
夏日小品
更紗
宝石
香
漱石
十千万堂主人
樗牛
梅雨の書斎から
浅草公園
朝鮮雑観
早春雑感
支那劇を観る記
伊香保のおもひで
支那の料理
反古箱
或る時の日記
其の歓びを感謝せざるを得ない
映画雑感
日本の活動写真
「カリガリ博士」を見る
映画のテクニツク
支那趣味と云ふこと
女の顔
歌四首
頭髪、帽子、耳飾り
縮緬とメリンス
「永遠の偶像」の上演禁止
脚本検閲に就いての注文
私のやつてゐるダンス
稽古場と舞台の間
「愛すればこそ」の上演
手記
上方の食ひもの
萩原君の印象
洋食の話
映画化された「本牧夜話」
瀧田君の思ひ出
都市情景
釈明
栗原トーマス君のこと
「九月一日」前後のこと
関西文学の為めに
芥川君と私
いたましき人(芥川龍之介追憶)
東西味くらべ
敏先生のおもひで
故人と私(小山内薫追悼)
東西美人型
関西の女を語る
私の姓のこと
カフエー対お茶屋・女給対芸者
料理の古典趣味
春、夏、秋
草人を迎へに行く日
春寒
秋、冬、春
大衆文学の流行について
鳥取行き
天狗の骨
倚松庵十首
追悼の辞に代へて(直木三十五追悼)
職業として見た文学について
映画への感想―「春琴抄」映画化に際して―
蛎殻町と茅場町
翻訳小説二つ三つ
泉先生と私
純粋に「日本的」な「鏡花世界」
旧友左団次を悼む
シンガポール陥落に際して
白秋氏と私
奉天時代の杢太郎氏
露伴翁追悼講演会に寄す
追憶(菊池寛追憶)
「細雪」回顧
嶋中君と私
「お国と五平」所感
茂山千作翁のこと
新春試筆
「暁の脱走」を見る
久米君の死の前後
「すむつかり」贅言
私の「幼少時代」について
歐陽予倩君の長詩
あの頃のこと
ふるさと
秦豊吉君のこと
「法成寺物語」回顧
幼少時代の食べ物の思ひ出
千万子抄
伊豆山放談
日本料理の出し方について
吉井勇翁枕花
古川緑波の夢
若き日の和辻哲郎
女優さんと私
わが小説―「夢の浮橋」
武林君を悼む
野崎詣り(池崎忠孝回想)
京都を想ふ
千万子からの雪だより
「撫山翁しのぶ草」の巻尾に(笹沼源之助追悼)
「越前竹人形」を読む