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『力なき者たちの力』ヴァーツラフ・ハヴェル(人文書院)

『力なき者たちの力』ヴァーツラフ・ハヴェル、阿部賢一訳(人文書院)

2019年
154頁




目次(収録作品)

力なき者たちの力(一~二二)

【資料】憲章77
訳注
解説
訳者あとがき

すべてはロックミュージシャンの逮捕から始まった――。かれらの問題は自分たちの問題だと共鳴した劇作家は、全体主義の権力のあり様を分析し、「真実の生」、「もう一つの文化」の意義を説く。このエッセイは、冷戦体制下の東欧で地下出版の形で広く読まれただけでなく、今なおその影響力はとどまることを知らない。形骸化した官僚制度、技術文明の危機を訴える本書は、私たち一人ひとりに「今、ここ」で何をすべきか、と問いかける。無関心に消費社会を生きる現代の私たちにも警鐘をならす一冊。解説、資料「憲章77」を付す。

出典:人文書院公式サイト

力なき者たちの力

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