『赤と青のガウン―オックスフォード留学記』彬子女王(三笠宮彬子)(PHP文庫)
2024年
400頁
目次(収録作品)
1 百川学海
2 大信不約
3 苦学力行
4 日常坐臥
5 合縁奇縁
6 一期一会
7 千載一遇〔ほか〕
特別寄稿 父・寛仁親王の思い出
あとがき
ご留学記に乾杯 解説にかえて 学習院大学前学長 福井憲彦
本書は2004年から5年間、英国のオックスフォード大学に留学し、女性皇族として初めて海外で博士号を取得して帰国された彬子女王殿下の留学記。女王殿下は2012年に薨去された「ヒゲの殿下」寬仁親王の第一女子、大正天皇曾孫。
初めて側衛(そくえい)なしで街を歩いたときの感想、大学のオリエンテーリングで飛び交う英語がまったく聴き取れず部屋に逃げ帰った話、指導教授になってくれたコレッジ学長先生の猛烈なしごきに耐える毎日、そして親しくなった学友たちとの心温まる交流や、調査旅行で列車を乗り間違えた話などなど、「涙と笑い」の学究生活を正直につづられた珠玉の25編。
出典:PHP INTERFACE
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『赤と青のガウン―オックスフォード留学記』彬子女王(2015・PHP研究所)定価:2,530円(税込)
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