『歪んだ幸せを求める人たち―ケーキの切れない非行少年たち3』宮口幸治(新潮新書)
2024年
192頁
目次(収録作品)
第1章 歪んだ幸せを求めてしまった人たち
第2章 幸せの前に立ちはだかる5つの歪み
第3章 身近にある歪み
第4章 歪みの壁を乗り越えるために
「おばあちゃんを悲しませたくないので殺そうと思いました」。非行少年の中には、時にとてつもない歪んだ考え方に基づいて行動してしまう者がいる。しかし、そうした少年でも「幸せになりたい」という思いは共通している。問題はその「幸せ」を求める方法が極めて歪んでいることであり、それは非行少年に限らないのだ。彼らの戦慄のロジック、そしてその歪みから脱却する方法を、豊富な臨床例と共に詳述する。
出典:新潮社公式サイト