
『インカ帝国遠征記』フランシスコ・デ・ヘレス、ペドロ・サンチョ、増田義郎訳(中公文庫)
2003年
259頁
定価:1,047円(税込)
目次(収録作品)
第1部 パナマよりカハマルカまで(フランシスコ・デ・ヘレス)
第2部 カハマルカからクスコまで(ペドロ・サンチョ)
本書は、フランシスコ・ピサロのタワンティンスーユ(インカ帝国)征服に関するふたつの根本史料の翻訳である。著者のフランシスコ・デ・ヘレスとペドロ・サンチョはともに征服の指揮者フランシスコ・ピサロの秘書であり、前者はピサロの探検隊のパナマ出発から現ペルー、カハマルカにおけるインカ軍の撃破まで、後者はピサロ軍のカハマルカ発からインカの首都クスコ占領までの報告書を書いた。
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