
『バルセロナで豆腐屋になった―定年後の「一身二生」奮闘記』清水建宇(岩波新書)
2025年
254頁
目次(収録作品)
第1章 一身にして二生を経る
第2章 「失敗したって、たいしたこたぁないよ」
第3章 不況のどん底こそ起業のチャンス
第4章 崖っぷちに舞い降りた天使たち
第5章 うれしい誤算、うれしくない誤算
第6章 我が家はバルセロナ市の文化財
第7章 忙人不老
第8章 異国の文化は「新しい、良い」
第9章 日本食ブームは、より広く、より深く
第10章 「どちらから来られました?」「北極から」
第11章 南仏プロヴァンスと比べたら
第12章 コロナ禍、お客は半径五〇〇メートルの住民だけ
第13章 欧州はプラスチックを規制し、検査ビジネスを育てる
第14章 事業の継承は険しい山道を登るが如し
第15章 カミさんと私
元朝日新聞の記者が定年後、バルセロナで豆腐店を開業した。修業の日々、異国での苦労、新しい出会いと交流、ヨーロッパから見た日本の姿──ジャーナリストならではの洞察力で、「蛮勇」のカミさんと二人三脚の日々を綴った小気味よいエッセイ。一身にして二生を経る──人生後半の新たな挑戦をめざす全てのひとに贈ります。
出典:岩波書店公式サイト