『秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本』J・ウォーリー・ヒギンズ(光文社新書)
2018年
456頁
目次(収録作品)
東京編(山手線沿線/中央線沿線/地下鉄沿線/私鉄沿線/東京東部・島部)
各地方編(北海道/東北地方/北陸地方/関東地方/中部・東海地方/四国地方/九州地方)
ふつうモノクロでしか見ることのできない昭和30年代の日本を、カラー写真で記録していた人物がいた。アメリカ出身、日本と日本の鉄道をこよなく愛する元祖「カラー撮り鉄」、J・ウォーリー・ヒギンズ。駐留米軍軍属として来日後、国鉄の顧問に。日本全国をくまなく訪問し、趣味の鉄道写真を中心に、当時としては超贅沢なカラーフィルムで日本の風景を多数撮影してきた。半世紀以上の歳月を経て、今なお色褪せない最上質のコダクロームの6000枚の中から、選りすぐりの382枚を、当時の思い出話とともに公開する。
鉄道写真に写り込んだ、生活感あふれる風景ポートレートの数々には、東京五輪を前に激変する東京の様子や、今では失われてしまった懐かしい地方の町の風景、人々の様子が記録されている。出典:光文社公式サイト
『続・秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本』J・ウォーリー・ヒギンズ(光文社新書)
2019年
512頁
【東京編】
東京周辺/渋谷周辺/新宿周辺/銀座周辺
上野周辺/池袋周辺/原宿周辺/山手線の内側
山手線の東側/山手線の西側/山手線の南側/山手線の北側
東京多摩地区/大島・八丈島
【各地方編】
北海道/東北地方/北陸地方/関東地方/中部・東海地方/近畿地方/中国地方/四国地方/九州地方
【テーマ別写真集】
廃駅/遊園地/人の力で支える/凸凹道/大胆な車体広告/踏切はなぜか魅力的
今回は新たに見つかった蔵出しプライベート・フィルムからの傑作も加え、選りすぐりの544枚を惜しみなく公開。今なお色褪せない最上質のコダクロームの写真からは、消えゆくものに心を寄せつつ、新たな時代へと変貌をとげる日本各地の風景にシャッターを切り続けたヒギンズ氏の想いが伝わってくる。続編では(ほぼ)全ての都道府県を網羅、また前作で反響の大きかった鉄道ファンの想いに応え、廃線や廃駅を含め鉄道写真も充実させ、やや鉄分高めにお贈りする。
出典:光文社公式サイト