『ピュリツァー賞 受賞写真 全記録 第2版』ハル・ビュエル編著、河野純治訳(日経ナショナルジオグラフィック社)
第2版2015年
351頁
目次(収録作品)
第1期 大判カメラと初期のピュリツァー賞受賞作品(1942~1961)
第2期 カメラの小型化、ベトナム戦争と公民権運動(1961~1969)
第3期 新たな賞、特集写真部門の創設(1970~1980)
第4期 カラー写真、デジタル化、女性写真家、アフリカ(1981~2002)
第5期 デジタル革命(2003~2011)
第6期 フォトジャーナリズムに迫る新たな脅威(2012~2015)
書名の通りの本。
ピューリッツァー賞は、アメリカの賞なので当然アメリカ中心の内容。収められている文章は、あまり良質とはいえない。本書第2版は、2012~2015年分(約30ページ分)が追加収録されている。
追加分以外は、旧版と同じなので手にするなら本書・第2版がよい。
戦争、暴力、殺人、飢餓といった写真が多いことに、ジャーナリズムとは何かと考えさせられた。
(ところで、ピューリッツァーは、ピュリッツァー、ピュリツァー、ピュリッツァ、プリツァー等かなり表記にゆれがある)
[関連]
『ピュリツァー賞 受賞写真 全記録』ハル・ビュエル著、河野純治訳(2011・日経ナショナルジオグラフィック社)旧版・319頁
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