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『皇軍兵士の日常生活』一ノ瀬俊也(講談社現代新書)

『皇軍兵士の日常生活』一ノ瀬俊也(講談社現代新書)

2009年
280頁




目次(収録作品)

第1章 「皇軍」兵士はこうして作られる(皇軍兵士となるまで/兵士が入隊するとき)
第2章 軍隊での生き方(平時の軍隊生活/戦時下の兵士/少年兵たちの軍隊)
第3章 兵士と家族―戦争の「不公平」(「手当」をめぐる不公平/軍事郵便をめぐる不公平/戦死者墓石・戒名の不公平/「食」をめぐる不公平)
第4章 「戦死の伝えられ方」をめぐって(戦死の真相を探る/引揚援護庁『死亡認定の参考』をめぐって)

戦争は本当に日本社会を公平化したのか? 昇進につきまとう学歴という壁。食糧をめぐる将校と兵の違い。兵士への応召手当をめぐる格差――。戦時下、不公平を強いられた「皇軍」兵士と家族の群像を描く。

出典:講談社BOOK俱楽部

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