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『脳はなぜ「心」を作ったのか』前野隆司(ちくま文庫)

『脳はなぜ「心」を作ったのか―「私」の謎を解く受動意識仮説』前野隆司(ちくま文庫)

2010年
249頁




目次(収録作品)

第1章 「心」-もうわかっていることと、まだわからないこと(心の五つの働き/意識の三つの謎 ほか)
第2章 「私」は受動的―新しいパラダイム(からだのどこまでが自分なのか?/脳=「私」、ではない!? ほか)
第3章 人の心のたねあかし―意識の三つの謎を解く(「私」は心を結びつけてはいない/「私」は何のために存在するのか? ほか)
第4章 心の過去と未来―昆虫からロボットまで(動物は心を持つか?/昆虫の気持ちになってみると!? ほか)
第5章 補遺―「小びと」たちのしくみ(コンピュータと脳は同じか?/ニューラルネットワークは万能コンピュータ? ほか)

意識とは何か。意識はなぜあるのか。死んだら「心」はどうなるのか。動物は心を持つのか。ロボットの心を作ることはできるのか―子どもの頃からの疑問を持ち続けた著者は、科学者になってその謎を解明した。「人の『意識』とは、心の中でコントロールするものではなく、『無意識』がやったことを後で把握するための装置にすぎない。」この「受動意識仮説」が正しいとすれば、将来ロボットも心を持てるのではないか?という夢の広がる本。

出典:筑摩書房公式サイト

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