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『歴史が後ずさりするとき』ウンベルト・エーコ(岩波書店)

『歴史が後ずさりするとき―熱い戦争とメディア』ウンベルト・エーコ、リッカルド・アマデイ訳(岩波書店)

2013年
384頁




目次(収録作品)

エビの歩き方――歴史の後ずさり

I 戦争,平和,その他のこと
戦争と平和をめぐるいくつかの考察
アメリカを愛し,平和行進には参加
ヨーロッパの展望
狼と羊――濫用の修辞学
ノルベルト・ボッビョ――学者の使命についての再考察
啓蒙主義と常識
遊びからカーニヴァルへ
プライヴァシーの喪失
ポリティカリー・コレクトについて
私立学校とは何か
科学,技術,魔術

II グレート・ゲームへの逆戻り
ワトソンとアラビアのロレンスとの間で
この話はどこかで聞いたことがある
まず資料をそろえる
戦うには文化を要する
正義の側に立たなくても勝てる
グレート・ゲームの記録
言葉は石のようなものだ
言葉の戦争
ビン・ラディンを「理解している」人たち
原理主義,十全主義(インテグラリズム),人種差別主義
内戦,レジスタンス,テロリズム
カミカゼと暗殺者

III 十字軍への逆戻り
聖戦,感情,理性
多民族社会における交渉のしかた
エルサレム陥落――生中継
ミス,原理主義者,ハンセン病患者
アダム以前の人間の存在をどう取り扱うか

IV 『神学大全』その他
ヨーロッパの根源
キリストの十字架像,風俗と習慣
胎芽の霊魂について
偶然と知的設計論
わしの息子から手を引け
神を信じなくなった人間は何でも信じる
ゼロ年を信じる
錬金術を信じる
アーモルト神父を信じる
超能力者を信じる
テンプル騎士団を信じる
ダン・ブラウンを信じる
伝統を信じる
トリスメギストスを信じる
第三の秘密を信じる
PACSとルイーニ枢機卿
相対主義なのか?

V 人種の防衛
イタリア人は反ユダヤか?
陰 謀
私の最も親しい友人の何人かは
彼の最も親しい友人の何人かは

VI 第三千年紀初めの黄昏
ある夢
死の短所と長所について

政治とメディアの現実を鋭く批判するエーコの評論集。グローバル化の中の軍事衝突、原理主義の台頭、とめどなく娯楽化していくメディア――。社会が狂信と軽信にますますおおわれ、歴史があたかも進歩をやめて後ずさりし始めたかに見える21世紀の行方に、エーコは知識人の使命を問い直しながら激しく警鐘を鳴らす。

出典:岩波書店公式サイト

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