スポンサーリンク

『ノイマン・コレクション』(ちくま学芸文庫)

『ノイマン・コレクション 数理物理学の方法』J.フォン・ノイマン、伊東恵一編訳、山田道夫・新井朝雄・一瀬孝・岡本久・高橋広治訳(ちくま学芸文庫)

2013年
452頁




目次(収録作品)

量子力学の数学的基礎づけ
量子力学におけるエルゴード定理とH‐定理の証明
星のランダムな分布から生じる重力場の統計
最近の乱流理論

ノイマンの業績の中から、数理物理学に関する主要な論文を精選。彼の業績の筆頭に挙げられる「量子力学の数学的基礎づけ」のほか、近年初めてその価値が再評価された「量子力学におけるエルゴード定理とH‐定理の証明」、チャンドラセカールとの共著論文「星のランダムな分布から生じる重力場の統計」、そして乱流理論の回顧と展望を述べた「最近の乱流理論」を収録。全篇本邦初訳。

出典:筑摩書房公式サイト


『ノイマン・コレクション 作用素環の数理』J.フォン・ノイマン、長田まりゑ 編訳、岡安類・片山良一・長田尚訳(ちくま学芸文庫)

2015年
731頁




目次(収録作品)

数学者
作用素環について

数学のアイディアは経験に由来する、というノイマンの数学観は、作用素環に関する研究にも如実に現れている。それは量子力学を数学的に記述しようとしたところから、ノイマンが数学の一分野として確立したものだ。その後、荒木不二洋、境正一郎、竹崎正道、冨田稔など日本人の著しい活動とアラン・コンヌやヴォーン・ジョーンズらの研究によりさらに発展した。本書は「作用素環について」と題された一連の論文と、終戦直後の講演「数学者」を収録。“数学はどうあるべきか”という深い洞察に裏打ちされた第一級の業績がここに。

出典:筑摩書房公式サイト

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Secured By miniOrange