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『昭和史発掘 特別篇』松本清張(文春学藝ライブラリー)

『昭和史発掘 特別篇』松本清張(文春学藝ライブラリー)

2019年
280頁




目次(収録作品)

第1部 昭和史発掘 番外篇
政治の妖雲・穏田の行者/「お鯉」事件

第2部 対談 昭和史発掘
戦前篇 不安な序章―昭和恐慌(城山三郎 松本清張)
戦中篇 吹き荒れる軍部ファシズム(五味川純平 松本清張)
戦後篇 マッカーサーから田中角栄まで(鶴見俊輔 松本清張)

解説 同時代史としての「昭和史発掘」有馬学

本書は、『対談 昭和史発掘』(文春新書)を再編集し改題したもの。

単行本未収録のままになってしまっていた二篇。
一編は、「穏田のラスプーチン」と呼ばれ、明治から大正にわたり宮中と政界を股にかけて暗躍した宗教家・飯野吉三郎が主人公の「政治の妖雲・恩田の行者」。
もう一編が、桂太郎の愛妾であった美人芸者お鯉(安藤てる)が、小山松吉法相の収賄を告発し、逆に偽証罪で有罪になるという「『お鯉』事件」。
明治から昭和初期にかけての政界の権力闘争にまつわるサイドストーリーともいうべきこの二編は、清張が追い続けた昭和史の暗黒のさきがけといえる事件です。

そして、昭和史を歯に衣着せずに語りつくした三つの対談。
城山三郎氏とは「戦前篇 不安な序章 昭和恐慌」
五味川純平氏とは「戦中篇 吹き荒れる軍部ファシズム」
鶴見俊輔氏との「戦後篇 マッカーサーから田中角栄まで」
この三つの対談から、昭和の数々の事件の裏で、いかに軍部、政治家、官僚、権力者たちの闘争がうごめいてきたのかがわかります。

出典:講談社BOOK俱楽部


[関連]
『対談 昭和史発掘』松本清張(2009・文春新書)
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『新装版 昭和史発掘』(全9巻)松本清張(2005・文春文庫)

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